4代目スイちゃん卒業 コロナ禍で不安な親子の希望に SNS感謝「コロナ禍を支えた功労者」

[ 2024年3月29日 20:32 ]

NHK Eテレ「みいつけた!」公式サイトから

 NHK・Eテレの幼児向け番組「みいつけた!」で、4代目スイちゃんを務めた増田梨沙(10)が、29日放送の同局特番「みいつけた!みんなのスイちゃんリクエストスペシャル」(後7・00)で、スイちゃんとして最後の出演を果たした。4代目の“ラストショー”に、SNSには感謝と感涙の声があふれた。

 スイちゃんが持ち前の好奇心で、さまざまなことを見つけたり、挑戦していく番組。増田は愛くるしい笑顔と、失敗も笑って乗り越える強さで、お茶の間の人気者になった。特番では、スイちゃんとして過ごした5年間を振り返る名場面が流された。

 5年前当時の実物大ボードと、身長と比較してみると、現在の増田の胸元ほどの大きさ。5年前は99センチだったというが、「今ね、127センチ!」と、28センチも伸びたことを打ち明けた。「ピーマンを食べられるようになったかな。あとは、うどんに七味を入れるようになった。もう大人だよ?あとは、自分で歯磨きができるようになった」。5年間での成長に、SNSには「スイちゃん5年で30センチ近く身長伸びたってビックリしたなぁ」「うどんに七味かけるようになったのはすごいぞ 大人だぞ」と、我が子のことのように喜ぶ声が上がった。

 増田は生放送された番組終盤にも登場。「生放送、始めるよ~!」と元気に姿を現し、「みんなと最後に一緒に過ごせて、本当にうれしいよ!」と明るく喜びを表現した。「テレビの前のみんなへ。いつも応援してくれてありがとう。楽しいことを一緒にたくさん見つけられたね。また会えたらうれしいな。今までずっとありがとう!」と、視聴者へ感謝の手紙を読み上げた。

 涙は見せず、スイちゃんを笑顔で演じ切った増田。最後は「グローイングアップップ」をキャラクターたちと歌い、「みんな、今まで本当にありがとう!これからも『みいつけた!』をよろしくね~!バイバーイ!」と手を振った。体が大きくなるのに伴い、小さなころから座っていた、ご飯の時に座るいすとお別れをする楽曲。「ないたらまけだよ」「わらったらかちだよ」という歌詞が、スイちゃんとの別れと重なったのか、ここで涙腺崩壊する人が続出。「最後のグローイングアップップ、泣きましたわ」「グローイングアップップ泣かせてくるわ」「スイちゃんスペシャル、最後にあの歌は反則だよ…涙腺崩壊した」と、涙なくしては見られなかった人の声も多く寄せられた。

 番組が終了すると、SNSには「すでにスイちゃんロス、、」「スイちゃん卒業とか信じられん。涙と震えが止まらん」「子どもたちもスイちゃん卒業を受け入れられなくて大号泣」と、悲しみの声があふれた。

 出演期間の多くがコロナ禍と重なっていた時期だった。スイちゃんの屈託のない笑顔が、不安に駆られる親子の精神的な支えでもあった。「コロナ禍でどんなに救われたことか」「コロナ禍で大変だったときもたくさん支えていただいて感謝してもしきれない」「思えば増田のスイちゃんはコロナ禍を支えた功労者でもあるのよねー」「強制自宅待機もスイちゃん観ながら乗り越えた!」「コロナの中で、笑顔をたくさんありがとう!寂しい!」と、スイちゃんへの感謝の声は尽きなかった。

 増田が5代目スイちゃんの石川楓と、歌とダンスで共演する一幕もあった。SNSには「新スイちゃんも小さいのに、のびのび踊ってて可愛かったー」「5代目スイちやんの成長も見れるかな」と、期待の声も聞かれた。

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