橋下徹氏、大谷翔平に「お金の管理についてもう少し敏感に…」 水原氏疑惑にテロ対策機関が捜査で

[ 2024年3月29日 15:42 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が29日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)の違法賭博を巡る捜査について、見解を語った。

 賭博組織や水原氏への捜査については、米連邦捜査局(FBI)と内国歳入庁(IRS)が違法賭博と脱税の疑いについて、さらに巨額の窃盗の疑いについてはカリフォルニア州捜査局が捜査を行っている。米スポーツ専門局ESPNは、水原氏に対する調査に、テロ組織などを捜査する国土安全保障捜査局(HSI)も加わり、IRSと連携していると伝えた。

 日を追うごとに大きくなる捜査規模。橋下氏は「大規模になっていますけど、この捜査は大谷さんに対する捜査じゃないですからね。どんどん捜査が大きくなってきますけど」と説明した。その上で、今回の件について「僕はずっとマネーロンダリングがものすごく危ないと言い続けてきて」とし、「アメリカの関係者の方にも、それを心配する声が僕のところにもすごく届いていたんですね」と打ち明けた。

 HSIが捜査に乗り出し、テロ組織などに資金が流れた可能性も否定できないところとなった。橋下氏は「賭博に関しては、大谷さんは全然関与していないとはっきり言っています。大リーグの調査に任せるということなんでしょうけど、マネーロンダリングに関しては、自分の金が反社会勢力に渡った場合に、まったく関与していませんというだけでは通らないんです」と指摘。「日本企業の商品が結局、北朝鮮に渡ったり、ロシアに渡ったりして、ウクライナに対する攻撃の武器に使われたりして、その際には日本の企業も“関与していません、知らなかったんです”…そりゃそうなんですけど、以後注意して下さいねというレベルで、注意喚起は流される話なんですよ」と解説した。

 今回の疑惑について、橋下氏は「大谷さんも賭博とかに関与していないにせよ、自分のお金がある程度の金額がそういう不法団体、地下組織に流れたのであれば、大谷さんもご自身のお金の管理についてもう少し敏感になるべき」とし、「この点については“ちょっと注意を怠っていました”というスタンスは必要だと思うんですよ」と忠告していた。

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