G・G・佐藤氏 「ミヤネ屋」で北京五輪の痛恨エラーいじられる「最近はそれをネタに営業を」

[ 2023年3月15日 16:23 ]

G.G.佐藤氏
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 プロ野球西武、ロッテなどで活躍し、日本代表も経験した野球解説者のG・G佐藤氏(44)が15日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、2008年北京五輪について自虐的に語る場面があった。

 番組では、明日16日に第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝イタリア戦に挑む侍ジャパンを特集した。MCのフリーアナウンサー宮根誠司は、佐藤氏を紹介する際、「“今日は国際試合の難しさを骨身に染みてご存じの”…って、こう書いてあるんですよ。僕はそうは思ってないんですけど」とぶっちゃけた。北京五輪の3位決定戦などで、佐藤氏が喫した痛恨のエラーを遠回しにいじるような台本が用意されていたという。チームは4位で大会を終了し、目標としていた金メダルには届かなかった。

 その後、宮根は「北京オリンピックの時は大変だったでしょうけど、今や伝説になっている」と持ち上げると、佐藤氏は「最近はそれをネタに営業をしていますので」と自虐で切り返し、笑わせた。

 番組では、そのプレーをVTRで放送。太陽が照りつける中、遊撃後方にフラフラと上がった打球に、左翼手だった佐藤氏が前進。しかしボールはグラブの先をかすめるように落下した。宮根から「ショートとレフトとちょうど真ん中くらいのボールで、太陽が目に入ったのもあったんでしょう?」とフォローされると、佐藤氏は「太陽のせいにしたいですけど、捕れたボールなので自分の責任かなと思います」と非を認めていた。

 その上で「普段通りの力を出すのが一番難しいし、いつも通りやるのが難しいのが国際大会かなと身をもって感じました」と、苦い経験談をもとに振り返っていた。

 ほっそりした体にスーツ姿の佐藤氏は「現役の時から30キロくらいやせましたね」と告白。国際試合の重圧について聞かれると、「予選(1次ラウンド)は負けてもOKというところもあったんですけど、ここからは負けたら終わりですから」とし、「北京の時も準決勝から雰囲気ががらっと変わったんですよね。そういう戦いが始まるのかな」と話した。

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2023年3月15日のニュース