鎧塚俊彦氏　公私ともに親交があった陳建一さん追悼「また女房も仲良しだった先輩がそちらに」

パティシエの鎧塚俊彦氏
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　パティシエの鎧塚俊彦氏（57）が14日、自身のインスタグラムを更新。11日に亡くなった、フジテレビの番組「料理の鉄人」で「中華の鉄人」として活躍し、日本の中華料理界をリードした料理人で四川飯店グループ会長の陳建一さんを追悼した。

　鎧塚氏は「仕事でもプライベートでも大変お世話になりました陳建一さんが他界されました。よく一緒にお仕事させて頂き、そしてその数と同じ位一緒にゴルフ致しました。いつも元気で明るく楽しい陳さんが他界された事、寂しい気持ちで一杯です」としのんだ。

　「16年程前、店に行列が出来てTVなどにも出だした頃、いつも有り金を店に注ぎ込みお金が殆ど無い私をゴルフに誘って下さり『金が無いと言ったって三度の飯が食えてたまにはこうやってゴルフが出来て仕事が上手くいっていたらそれを幸せと言うんだよ』と仰って下さり、その一言で何かふっと気持ちが楽になったのを今でもしっかりと覚えております」と思い出をつづった。

　「御子息の建太郎君が立派に四川飯店を継いでいる現在。陳さんの志は建太郎君や弟子の菰田欣也や微力ながら私などでこれからも引き継ぎ料理界を盛り上げて行きたいと思います」と決意。「また女房も仲良しだった先輩がそちらに旅立たれてしまいました」と2015年に亡くなった妻で女優の川島なお美さんと陳さんの交流を明かし、「陳さんはワインは飲まれませんが今暫くは女房と麻婆豆腐でも食べながらお待ち下さいませ。改めてご冥福を心よりお祈り申し上げます」と追悼した。