阪神・岡田監督&巨人・阿部監督が「今年を占う試合」と重みを強調 前日会見一問一答

[ 2024年3月28日 16:20 ]

<巨人練習>開幕前の監督会見を行う岡田監督(左)と阿部監督 (撮影・西川祐介)
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 東京ドームで開幕する巨人・阿部監督、阪神・岡田監督が開幕前日の共同会見に臨み、「今年のプロ野球を占う試合になる」とともに、必勝への意欲を示した。以下は一問一答。

 ――阿部監督より、開幕への意気込みを。
 阿部「いよいよ、明日から始まりますけど、伝統の一戦でね、開幕できることをすごくうれしく思いますし、しっかりと戦って、何とかプロ野球、プロ野球界を盛り上げられるように、精一杯、1年間やっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」

 ――続いて、岡田監督お願いします。
 岡田「いよいよ開幕ということで。昨年は、僕も久しぶりにユニホームを着て。昨年は、WBCのね、優勝というのがあって、すごく野球っていうか、いい流れで開幕だったんですけど、今年はね、ほんとに、ゼロからの、今年のプロ野球界を占うような日に明日はなると思うので。伝統の巨人、阪神戦なので。いいゲームをして、この1年、野球界を盛り上げていけるように。みんな、野球ファンの人にね、注目をね、そういうのを与えるゲームになると思うんですけどね、1年間、頑張れるようにやっていきたいと思います。1年間、よろしくお願いします」

 ――開幕投手と理由を。
 阿部「明日は戸郷翔征で行きます。戸郷は若きエースとしてピッチャー陣を引っ張ってくれていますし、もうね日本を代表するピッチャーだと思っています。信頼は揺るがないですし、精一杯がんばってもらおうかなと思っています」

 ――続きまして岡田監督。
 岡田「タイガースは青柳晃洋投手で明日スタートしたいと思っています。今年入って、昨年も開幕投手だったんですけど、今年に入って、正月からいろいろやっぱり青柳でいこうかなと。2月のキャンプで1カ月ブルペンのボールを見て、昨年より全然いいし、そういう意味で一番実績のあるね。昨年は2年連続最多勝というのがあって、それでも開幕やってなかったので、そういう意味を含めて去年は開幕(投手)にしたんですけど、昨年1年ブレークしたピッチャーもいてるんですけど、やっぱり最終的には実績というか、今年一番やろうという意欲があるピッチャーなので、そういう意味を含めて青柳でスタートしようと、そう思いました」

 ――開幕3連戦の位置付けは。
 阿部「いやもう岡田監督もおっしゃったとおり、今年を占うんじゃないかと、そういう大事なゲームになると思います。すごく選手もワクワクしていますし、自分自身もワクワクしているところがありますので、全力でぶつかっていきたいなと思います」

 岡田「えっと、オフの間ね、去年は優勝してね、日本一までいったんですけど、オフの間いろんなことをね、考えていると、今年は絶対巨人がね、一番のライバルになると思っていたんですけど、そういう意味も含めて、開幕からね、こういうカードを組んでもらったということはやっぱりね、巨人と阪神がプロ野球を引っ張っていくというか、そういう伝統がありますから、いろんな意味でね、この2チームが野球界を盛り上げて引っ張っていく、優勝争いをする、そういうのが含まれているのかなという、そういう感を受けるんで、とにかくね、勝ち負けはつくんですけど、明日から素晴らしいゲームをね、ファンの皆さんに見てもらいたいと思います」

 ――対戦相手の印象、警戒すべき点は。
 阿部「ほんとにバランス取れているチームですし、ピッチャー陣も素晴らしいスタッフがそろっているのでね、なかなか打ち崩したりするのは難しいと思いますけど、ほんとに紙一重のいい試合になると思いますので、そこをね、なんとか取れるように精いっぱいやっていきたいなと思います」

 岡田「そうですね、ほんとは2月のキャンプからね、当然一番、今年はライバルは巨人になると思ってたんですけど、一番注意してたんは新外国人だったんですけどね(会場笑い)。ちょっとなんかね、ちょっとねえ、拍子抜けして、そういう意味でまたそういう戦力というか、これが当然また新しい選手がそのポジションに入るわけですけど、まあ、すごく気持ちも入ってね、ゲームやると思うし、まあとにかく、スタートとしてね、開幕スタートの3連戦として、とにかく素晴らしいゲームをすることがね、まず第一と思うので、本当、新戦力というかその外国人抜きにしてもねすごく補強とかでね、ピッチャー陣とか、そういう意味では、去年のようなことはね、去年すごい勝ったんですけど、そんなね、レベルの差はないと思うんでね、まあ締めてね、明日からねゲームしたいと思います」

 ――シーズン通しての展望と目標を。
 阿部「いやもうプロ野球やってる以上はね、優勝、日本一、どこのチームも同じ目標を掲げてると思いますので、そこは変えずに1年間僕もぶれずに、行きたいなと思っています」

 岡田「まああの、チームとしてやっぱり、連覇っていうのはね、まだタイガースの歴史の中でね、ないので、今年はねそのチャンスがあるんで、まあ何回かねそういうのも、前回もそうでしたけど、そういうチャンスはあったんですけど、なかなか成し遂げることできなかったんで、今年はねその1点に向かってね、全員で、最終的には優勝を勝ち取るという、そういうシーズンにしたいと思います」

 ――理想の試合展開、スコアは。
 阿部「たぶん投手戦になると思いますし、最後に1点多く取って終われたらいいです」

 岡田「いやいや、そらなかなかゲーム読めないので難しいですけど、本当、9回裏のピッチャーが投げれるようにね、そういうゲーム展開に当然したいと思いますけど。それは本当にやってみないと分からないと思います」

 ――の警戒する選手、自軍のキーマンは。
 阿部「いい打者がそろってますから。やっぱり1、2番の出塁とか、そういうのはもちろん警戒はしなくちゃいけないけど、そこから中軸以降も一発打てるバッターが並んでるので。とにかく最少失点でいければいいかなと思います」

 岡田「自分のところのキーというか、去年はすごく相性のいい打者と悪い打者と極端な数字があるので、その辺を今年はどう対応していくかというのが、自分のチームのキーになると思います。相手の方は当然、6人くらいは左バッターがあしたはくると思うけど、去年までとちょっと違って、足をつかったり、動ける選手が今年はスターティングメンバーに入ってくると思うので、その辺の動ける選手が要注意の選手になると思います」

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