阪神・木浪 今季も“巨人・戸郷キラー”任せろ 昨季好相性打率・563「そこまで考えすぎずに」

[ 2024年3月28日 05:15 ]

打撃練習で汗を流す木浪(撮影・後藤 大輝)
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 阪神・木浪が今季も「恐怖の8番」となる。巨人との開幕戦(東京ドーム)をあす29日に控え、相手の開幕投手・先発の戸郷撃ちに照準を定めた。

 「向こうは向こうで、どう抑えてくるか考えてくる。自分は、そこまで考えすぎずにいきたい」

 昨季、戸郷に対し打率・563を残し、“キラー”ぶりを発揮した。対戦した全6試合で安打を放っており、そのうちマルチ安打は3度も記録。自ら塁に出て次打者の「9番・投手」が犠打で送り、上位打線が走者を還す得点の“鉄板パターン”を今季も演出する。

 また昨季、東京ドームでは同リーグの球場別では最高の打率・349、1本塁打、9打点を記録。それでも6年目の29歳は「役割は変わらない。送りバント、フォアボール、(上位に)つなぐことを意識して打席に入る」と8番打者としての自覚を示した。
(石崎 祥平)

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