宇治山田商　0―7からの猛反撃及ばず…3番・郷「むちゃくちゃ悔しい」

第96回選抜高校野球大会第8日   宇治山田商6―7中央学院 （ 2024年3月27日    甲子園 ）

＜宇治山田商・中央学院＞8回1死一、三塁、本盗を決めてガッツポーズの宇治山田商・郷（撮影・北條　貴史）
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　三重宇治山田商は0―7から1点差に迫る猛反撃も届かず、初の8強入りを逃した。

　猛追を促したのは、満身創痍（そうい）の3番・郷壱成だ。4回先頭からの中越え二塁打で初得点を生むなど計3安打。5―7の8回1死一、三塁では三塁走者として重盗を成功させた。「頭が真っ白になったけど、セーフと聞こえた瞬間に観客の声とかが聞こえて良かったな…と」。右ふくらはぎをつって直後の守備から交代。両足のふくらはぎをつって交代した1回戦に続き、最後までグラウンドに立てず「最後まで出たかった。むちゃくちゃ悔しい」と悔いを残した。