阪神・近本　シーズンでの難敵攻略へ糸口　中日・メヒアから1安打1盗塁1四球

オープン戦   阪神0－4中日 （ 2024年3月17日    バンテリンD ）

＜中・神＞3回、近本は中前打を放つ（投手・メヒア）（撮影・大森　寛明）
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　阪神・近本が存在感を示した。昨季3度の対戦で2勝を献上したメヒアから1安打1盗塁1四球。シーズンでの難敵攻略へ向けた糸口をつかんだ。

　「自分がやりたかったことをやろうと。やれたかどうかは別にして。（メヒアはチームとして苦手との質問に）そうなんですか？」

　試合後は淡々と言葉をつないだが、バットと足で魅せた。まずは3回2死からの第2打席。7試合連続安打となる中前打で出塁すると、続く木浪への初球にスタートを切ってオープン戦初盗塁をマークした。助っ人右腕との対戦は昨季5打数1安打ながら、その1安打は本塁打だった。

　中日とは4月12日から3連戦（バンテリンドーム）、同19日から3連戦（甲子園）と2週連続で週末に激突する。ローテーション通りならメヒアの登板が予想される。打率.342でオープン戦の打率トップに初浮上した不動のリードオフマンが今季も虎打線をけん引する。