韓国でも大谷は「別格」の人気ぶり 一目ぼれした女性ファン「人間性も尊敬されている」

[ 2024年3月18日 02:30 ]

大ファンの大谷のユニホーム姿で応援に訪れたスン・ヨンさん(左)ら(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は17日に行われた韓国キウム戦の試合会場に集った、大谷ファンの熱烈ぶりについて迫った。

 球場外周の公式グッズストアは試合前から長蛇の列だった。大谷、ダルビッシュ、金河成(キム・ハソン)のユニホームは既に売り切れ。両軍のロゴがついたパーカやTシャツも在庫切れだ。

 パ軍には韓国出身の金河成、高祐錫(コ・ウソク)がいるが、会見に集まる報道陣の数、拍手の大きさ、ユニホームを着るファンの数、どれをとっても大谷が注目度No.1だ。

 観戦した会社員の韓国人女性3人組も全員が大谷ファン。昨年3月のWBCで大谷に一目ぼれしたというチェ・スンヨンさん(28)は「韓国で大谷選手の人気は凄い。グラウンドのゴミを拾うなど人間性も尊敬されている」と熱っぽく語った。

 同じ外周には大谷が22年1月にスポンサー契約した興和「バンテリンコーワ」の特設ブースも登場し、等身大パネルも並んだ。この日から韓国版のCMが解禁。担当者は「韓国で大谷選手は最も有名で“別格”。これからは韓国でバンテリンが認知されることに期待している」と期待した。スポーツは国境を超え、人々の心をつなぐ。大谷がまさに体現している。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月18日のニュース