【センバツ】熊本国府・野田主将 初回ダブルスチール阻止した!「ああいう練習繰り返しやってます」

[ 2024年3月18日 20:43 ]

第96回選抜高校野球大会第1日第3試合   熊本国府2-1近江 ( 2024年3月18日    甲子園 )

センバツ高校野球<熊本国府・近江>サヨナラ勝ちで初戦を突破し、帽子やヘルメットを胸に当てて校歌を歌う熊本国府ナイン(撮影・北條 貴史)
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 第96回選抜高校野球大会が18日、甲子園球場で開幕した。第3試合で近江(滋賀)をタイブレークの末に2―1で破った熊本国府(熊本)の主将で二塁手の野田希(3年)はチーム無失策に「守備からリズムをつくって最後までいけた。自信になった」と顔を輝かせた。

 兄の野田侑さんは19年に熊本西でセンバツ出場。「甲子園は独特な空気感で、スケールも大きい。緊張せずに楽しめ」とアドバイスをもらった。「近江の応援がものすごかったけど、兄の言葉のおかげでそれも楽しむことができた」と感謝した。

守備でリズムをつくることもチームの大きなテーマだった。大きかったのは初回。2死一、三塁で近江が仕掛けてきたダブルスチールに冷静に反応。捕手からの送球をカットして本塁で三塁走者を刺した。「ああいう練習は繰り返しやっているので、それが発揮できたと思います。三塁ランナーの動きは確認してました」と守備の要らしい判断だった。

 また何度もあったピンチの場面でも、マウンドで大きな声を出し続けて、チームメイトを鼓舞し続けた。「みんなを落ち着かせることができたのかなとは思います。セカンドとしてもキャプテンとしてもいい仕事ができたのでは」と胸を張った。

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