【センバツ】関東第一が初戦敗退 八戸学院光星に延長11回激闘の末… 堅守&好走塁連発も力尽く

[ 2024年3月18日 13:19 ]

第96回選抜高校野球大会第1日第1試合   関東第一3-5八戸学院光星 ( 2024年3月18日    甲子園 )

<関東第一・八戸学院光星>8回、関東第一・高橋が勝ち越しの適時内野安打を放ち、二塁から激走し生還した越後(左)(撮影・平嶋 理子)
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 第96回選抜高校野球大会が18日、甲子園球場で開幕した。開幕戦で八戸学院光星(青森)と関東第一(東京)が対戦。延長タイブレークに突入する大熱戦の末、3-5で敗れ、10年ぶりの選抜勝利はならなかった。

 八戸学院光星はプロ注目左腕・洗平比呂投手(3年)、関東第一はエース左腕・畠中鉄心投手(3年)が先発。

 関東第一は0-0で迎えた2回、2死二塁から八戸学院光星・三上が放った打球は中前へ落ちそうな当たりとなった。二塁・小島想生(3年)が背走してジャンプ一番、ダイブしながらキャッチ。ピンチをしのいだ。初回に悪送球で走者を許したが、挽回する好プレーに場内からは大歓声が起きた。

 攻守ともに粘り強く、チャンスを伺って迎えた5回。2死走者なしから、1番・飛田が四球で出塁。俊足を生かし、次打者の初球で盗塁を決めると、悪送球も誘って三塁に進んだ。続く2番・坂本が外角球をとらえて逆方向へ振り抜き、左前へ先制適時打。待望の1点をもぎとった。

 一方の八戸学院光星は洗平が7回まで4四球と苦しみながらも、粘りの投球。1点を追う7回、2死満塁から代打・小笠原が右前へ同点適時打。関東第一も堅守を見せて勝ち越しは許さなかった。

 同点で迎えた8回、先頭の3番・越後が片手一本で左越え二塁打を放ってチャンスメーク。続く4番・高橋は打ち取られた当たりとなったが三遊間に飛んだ打球を相手の遊撃が弾く間、越後が一気に本塁へ生還して勝ち越した。

 それでも八戸学院光星が9回に4番・山本、5番・佐藤の連打、三上の犠飛で再び同点に。関東第一も再三チャンスを作りながら粘ったが、11回に3点の勝ち越しを許した。

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