【センバツ】青森山田・橋場公祐主将の選手宣誓全文

[ 2024年3月18日 08:56 ]

第96回選抜高校野球大会 ( 2024年3月18日    甲子園 )

<センバツ高校野球・開会式>選手宣誓を行う青森山田・橋場主将(撮影・北條 貴史)
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 第96回選抜高等学校野球大会(センバツ)は18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕、13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)に及ぶ熱戦の幕が開いた。

 開会式では、連覇を狙う山梨学院を先頭に出場32校が入場行進。選手宣誓は、青森山田の橋場公祐主将(3年)が務めた。

 選手宣誓全文

 いまありて未来の扉を開く。いまありて時代も連なり始める。1924年、第1回全国選抜中等学校野球大会として春の選抜大会が開催されました。あの日から100年。我々、高校野球球児の甲子園大会に対する夢や憧れは、長年の時を超えても変わることなく、いまもなお、夢舞台であり続けています。夢にまで見たここ甲子園に立ち、これまでの先輩方が築き上げられた歴史と伝統の重さを身に染みて感じています。同時に私たちは唯一無二の仲間とともに大好きな野球に打ち込める今に喜びをかみしめています。今年の元日に能登半島沖で大きな地震が発生しました。家族団らんと過ごしている中での激しい揺れに私たちは恐怖と深い悲しみに襲われました。被災地では現在も苦しみと困難の多い生活を余技なくされています。私たちにできることは目の前の白球をがむしゃらに追い続けること、そして全力で野球を楽しむことです。今日から始まる選抜大会を、次の100年に向けた新たな一歩とするべく、全身全霊をかけて戦い抜くことを誓います。きょうまでの100年、きょうからの100年。

令和6年3月18日、選手代表、青森山田高等学校、主将、橋場公祐

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