【センバツ】熊本国府・山田監督 初めての大舞台「選手が甲子園で自信持って守ったことがうれしい」

[ 2024年3月18日 19:35 ]

第96回選抜高校野球大会第1日第3試合   熊本国府―近江 ( 2024年3月18日    甲子園 )

センバツ高校野球<熊本国府・近江>4回、ナインに声をかける熊本国府・山田監督(撮影・北條 貴史)
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 第96回選抜高校野球大会が18日、甲子園球場で開幕した。第3試合で近江(滋賀)をタイブレークの末に2―1で破った熊本国府(熊本)の山田祐揮監督が甲子園1勝を喜んだ。

 春夏通じて初の甲子園で持ち前の粘り強さを発揮した。「ピッチャーを中心にどんな状況でもしっかり守ろうという練習を、彼らが入ってきたときからやってきました。それがこんな大舞台でもやれたということが私としても本当にうれしい」と選手をたたえた。

 ディフェンスの重要性は日頃の練習から意識している。「基本の繰り返しで、特に変わった練習をしているわけではありません。ただ、甲子園の舞台でも自信を持って守れるということを大事にしてきた。それを選手が発揮してくれた」と、チームとしての意識が全体に浸透して結果を出せたことを喜んだ。

 近江の犠打を多用する手堅い野球には「すごくプレッシャーがかかっていた」と振り返るものの、先発右腕の坂井理人(3年)と8回から登板した左腕の植田凰暉(3年)の予定通りの継投策が功を奏した。「なんとかしのいで、きょうは自分たちの展開に持ち込めたのが良かったと思う」と、甲子園常連校に守り勝ったことに胸を張った。

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