大谷と漫画話できる？パドレス・高佑錫　スラダンなど日本漫画「全部好き」打者・大谷「特別な対策はない」

＜LGツインズ・パドレス＞9回から登板した高佑錫（コ・ウソク）（撮影・光山　貴大）
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　今季からパドレスに加入した高佑錫（コ・ウソク）投手（25）が18日、古巣の韓国LGとのエキシビションゲームに登板。9回から5番手でマウンドに上がり、2ランを浴びたもののセーブをマークした。

　コ・ウソクは5－2とセーブシチュエーションで登場。先頭打者に中前打され、三振で1死を奪ったものの、次打者に左中間席へ2ランを運ばれた。それでも後続を空振り三振と三直で仕留め、1点差の逃げ切り勝ちに導いた。

　試合後は「ホームランを打たれてしまったけど、元チームメートたちと対戦して興奮した」と振り返った。

　ドジャースとの開幕シリーズに向け「メジャーのバッターはKBO（韓国プロ野球）のバッターに比べてボール球を追いかけないし、振らない」と打者の違いを語り、大谷翔平対策についても「特別な対策はない。強力なドジャース打線に対して自分の投球を心がけたい」と冷静に意気込んだ。

　また、ダルビッシュについては「ユウさん（ダルビッシュ）はいつ、いかなる時も質問をすればアドバイスをくれる。大変助かっていて感謝しています」とメジャーで長年活躍する右腕の存在が助かっていると感謝の言葉を口にした。

　そして、「オフには毎年日本に行っているくらい日本文化が大好き。東京や大阪には何回も行った。漫画は全部好き。ドラゴンボールはもちろんスラムダンク、ワンピース、進撃の巨人が好き」と大の漫画好きを告白。大谷も漫画好きと知ると「大谷も漫画が好きなの？そうなんだ、初めて知った」と驚いた表情を見せた。

　ダルビッシュや松井裕樹がチームメートなこともあり「チョットマッテクダサイ、オツカレサマデシタ」と日本語を駆使し、メディアを和ませる場面もあった。

　コ・ウソクは韓国ではLG一筋で17年からプレー。今季からパドレスに移籍し、米国でのオープン戦はここまで5試合に登板して0勝1敗、1ホールド。4回1/3を投げて8安打6失点で防御率12・46だった。松井や元阪神・スアレスらとともにブルペンを支える一員として期待されている。