元中日のブルージェイズ・ロドリゲスがMLBデビュー　OP戦初登板は2回1失点　ソロ被弾も上々の投球

元中日のロドリゲス

　ブルージェイズと5年総額3200万ドル（約47億6800万円）で契約を結んだ元中日でキューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手（27）が17日（日本時間18日）、ツインズとのオープン戦でMLB初登板初先発。2回を投げ1失点だった。

　ロドリゲスは初回、先頭・ジュリアンを見逃し三振に仕留めたが、続くブルックス・リーに浮いたスライダーを狙われ右越えソロを被弾。メジャー初失点となった。2死からワルナーを四球で歩かせたものの後続を断ち、最少失点で立ちあがった。

　2回は三者凡退に封じ、メジャーデビュー戦はソロによる1失点とまずまずの登板となった。

　ロドリゲスは20年から中日に所属。22年には56試合に登板して45ホールドポイントをマークし、最優秀中継ぎ投手に輝いた。

　昨年3月の第5回WBCにキューバ代表として出場。しかし大会後の来日予定便に搭乗せず。中日球団と連絡が取れなくなって亡命したとみられていた。結局、1年間プレーしないままシーズン後に契約を解除された。その後、ブルージェイズと5年3200万ドルで契約を結んだ。