パドレス・シース 開幕前のドタバタ移籍に「大変だったのは友人たちに別れを告げること」18日先発予定

[ 2024年3月17日 16:19 ]

パドレス・シース(AP)
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 13日にホワイトソックスとの1対4のトレードで加入したパドレスのディラン・シース投手(28)が17日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで記者会見を行った。

 今年1月に開幕投手に指名されながら、今月13日にトレード移籍が発表された右腕は、急きょ韓国に移動して16日にチームに合流。「(キャンプ地の)アリゾナからロサンゼルスに飛んで、2時間ぐらいの乗り継ぎでそこから韓国に入りました。あまり眠れなかったけどね。一番大変だったのは友人たちに別れを告げることでした」と移籍後のドタバタ劇を振り返った。

 18日に行われる韓国LGとのエキシビションゲームで先発し、新天地移籍後初実戦を迎える予定。「パドレスのチームにはとても歓迎してもらっています。チームメート、スタッフにも会えたし、本当にいい経験ができていると思います」と話した。

 シースは2022年に14勝8敗、防御率2.20の活躍で、サイ・ヤング賞投票で2位に入った。しかしながら23年は一転7勝9敗、防御率4.58と成績を落としていた。通算成績は123試合で43勝35敗、防御率3.83。

 この春のオープン戦では3試合に登板、8回1/3を投げ、防御率2.16、14三振、2四球と好調で、ヤンキース、レンジャーズなども獲得に動いていたが、最終的にはパドレスが射止めた。

 ダルビッシュ有、ジョー・マスグローブ、マイケル・キングに加え、4人目のエース級先発投手の獲得。パドレスは大谷翔平を擁するドジャースにとってやはり手ごわい存在となりそうだ。

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