元木大介が「一番記憶に残ってる」甲子園のスターは?PL学園でなく上宮に進学した理由も語る

[ 2024年3月17日 11:44 ]

元巨人コーチでタレントの元木大介
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 元巨人コーチでタレントの元木大介(52)が17日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。高校時代を振り返った。

 この日は、選抜開幕直前とあり、高校野球が話題となり、石橋が「元木大介が一番記憶に残ってる甲子園の選手は誰?」と尋ねた。

 元木は「僕はやっぱり荒木さんですよね」と早稲田実のエースだった荒木大輔の名前を挙げ「“すけ”が違うだけで、こうも違うかってくらい」と同じ「ダイスケ」でもスター性がまったく違うと語った。

 そして、「松坂(大輔)が出てきた時も“大輔フィーバー”って言われたでしょ?その前に俺、あったでしょって」と自虐的に笑った。

 さらに、荒木だけでなく「そのちょっと下で池田高校、やまびこ打線ですね。水野、江上、畠山さん」と懐かしみ「(自身の)ちょっと上となると、KKコンビ。KKコンビは予選から見に行きましたね」と清原和博、桑田真澄擁するPL学園は同じ大阪の学校だったことから予選から見ていたと振り返った。

 そこで、石橋が「元木大介少年は野球上手かったわけでしょ?なんですごかったPLを目の当たりにしてたのに行かなかったの?」となぜPL学園でなく上宮に進んだのか質問した。

 元木は「中2の時に上宮と近大付属から“来ないか?”って言われたんです」とすでにスカウトがあったとしながらも「その時に“あぁPL行きたいな”とは思ってたんです」とPL学園への憧れはあったという。

 ただ。「でも正直、勉強もできないし親を楽させるのは早く決めるのが一番だって思って」と考え「近大付属は知ってたんです。でも上宮は知らなかったんです。たまたまセンバツ見た時にボーイズリーグの先輩がセンバツに出てたんです。“上宮って出れるんだ、甲子園に”って思って“じゃあ、上宮行く”って。場所がどこかも分からなかった」と上宮の存在自体はほとんど知らなかったものの甲子園に出場している先輩を見て、進学を決意したと明かした。

 そして「“PL行きたかったな~。無理か”」と思いながら、中3になると、元木少年の名は全国にとどろき「日本全国から(スカウト)来たんです。何十校と来たんです」と各地からお誘いを受けたという。

 父親から「どうする?」と尋ねられたものの元木少年は「どこも何も上宮に返事したから上宮行くって」と当初の約束通り、上宮に進学する意志は曲げなかったそうで「おふくろに“俺、PL倒して甲子園行くから”って生意気なことも言ってましたね」と当時を懐かしんでいた。

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