大谷翔平 韓国での第2打席は2打席連続空振り三振 20日のパドレスとの開幕戦に向け調整

[ 2024年3月17日 12:35 ]

<キウム・ドジャース>初回、三振に倒れる大谷(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が17日、韓国・ソウルで行われた韓国キウムとのエキシビジョンゲームに「2番・DH」で先発出場。打席に立つたび大歓声があがる中、第2打席は2打席連続三振に倒れた。

 キウムの先発・フラドは2018、19年にレンジャーズでプレーし、その後、メッツなどを経て、昨季から韓国キウムに所属。大谷はフラドがレンジャーズ時代に対戦があり、通算11打数2安打。一発こそないものの19年7月には二塁打をマークしていた。

 1死走者なしで迎えた初回の第1打席は初球からスイングを仕掛け、初球のチェンジアップ、2球目の92マイル(約148キロ)速球を捉えきれずに2球連続ファウル。カウント2-2となってから、高めの92マイル速球に空振り三振に倒れた。しかし、2死走者なしからフレディー・フリーマン内野手が右越えに特大のソロを放って先制した。

 3-0にリードを広げて迎えた2回1死一、三塁での第2打席は再びフラドとの対戦。1ボールからの2球目の87マイル速球を空振りすると、カウント1-2とした5球目は肩ほどの高さのボール球にバットが空を切って2打席連続空振り三振に打ち取られた。

 韓国でプレーするのは花巻東時代に出場した日本代表以来。「あの時はまだ高校生だった。今とまたちょっと違う。あの時から好きな国の一つ。野球で帰ってきて、またプレーするのは自分の中でも特別」と話していた。

 前日の会見では新妻・真美子夫人を伴っての開幕シリーズに向け「試合自体もこうして一緒に来て、見るのも初めてですし、良い思い出になるんじゃないかなと思います」と活躍を誓っていた。

 米国でのオープン戦は8試合に出場して打率.500、2本塁打、9打点、1盗塁。昨年9月19日に受けた右肘の手術からわずか6カ月足らずで驚異の回復力と対応能力を示す。20日のパドレスとの開幕戦に向け、順調に調整を重ねている。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月17日のニュース