「翔平は機内で11時間寝た」ロバーツ監督爆笑の暴露 韓国では「大谷夫妻」現地紙1面ジャック

[ 2024年3月17日 02:30 ]

ベースランニングをする大谷(撮影・光山 貴大)
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 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は大谷も出席した公式会見から韓国へ向かう機内での様子や、そして現地でのフィーバーぶりなどに迫った。

 結婚してもルーティンは変わらないようだ。デーブ・ロバーツ監督は会見の冒頭で「翔平はチャーター機内で11時間寝た」と大笑いした。

 キャンプ地のアリゾナから韓国まで12時間41分のフライト。時差は16時間もある。球団は移動日前日の13日に「睡眠のスペシャリスト」によるミーティングを開催。13日は可能な限り寝ずに夜を明かすことと、水分補給をしっかりすること、時差ボケに効果のあるサプリメントなどを推奨した。

 それでも球団関係者は「なかなか難しかった」と苦笑い。だが、真美子夫人も伴った大谷の睡眠に支障はなく、この日も軽快な動きを披露した。

 すっきりとした表情だった会見では、開催地・韓国関連の質問も多かった。花巻東時代以来の韓国訪問に「あの時はまだ高校生だった。今とまたちょっと違う。あの時から好きな国の一つ。野球で帰ってきて、またプレーするのは自分の中でも特別」と大谷。

 かつて、日本代表の最も印象に残る試合として09年のWBC決勝・韓国戦を挙げたことがある。「日本と韓国は昔から国際大会でも白熱した良い試合が多くて、子供の頃からずっと見ていた。韓国のチームも僕の中では思い入れがあって、素晴らしいチームだなと思っている。韓国でプレーするのは楽しみ」と笑みを浮かべた。

 この日の韓国紙も、大谷と真美子夫人が並んだ写真が1面をジャックした。ロサンゼルスから13時間30分のフライトで何も対策せず、ひどい「時差ぼけ」で日中は体がだるく、まぶたも重かった記者だが、予想を上回るフィーバーにすっかり目が覚めた。

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