巨人・大城卓三が振り返る2023年 送りバントは「不得意ではない」 盗塁阻止は途中で「つかむものが」

[ 2024年2月11日 20:38 ]

巨人・大城卓
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 巨人の大城卓三捕手(31)が10日に生放送されたニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)の収録部分に登場。激動の2023年シーズンを振り返った。

 この日は同局の煙山光紀アナウンサー(61)を進行役に、巨人ファンの菖蒲綾乃(28)と日本ハムファンの宮崎美穂(30)の計3人がスタジオに。日本ハムファン歴50年の伊集院光(56)が沖縄から、巨人ファンの宮崎瑠依(40)が宮崎から生リポートという番組内容だったが、伊集院のあまりの熱に“ほぼ日本ハム特集”といった空気で70分間の放送時間が終了した。

 そのなかで、侍ジャパン関連の収録インタビューコーナーに登場したのが、昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本にとって3大会14年ぶりとなる世界一を経験した大城卓だった。

 2週にわたる前編の今回は、そのWBCから始まった2023年シーズンについてインタビューに応じた。

 まずは「WBCでは全勝で世界一達成できまして。シーズンではチームとしては悔しい結果となりました。ただ、個人としては、数字においてはキャリアハイを残せたので、とてもいろんな面で充実した1年間でした」と昨年を振り返った大城卓。

 昨季は134試合に出場してプロ6年目で初の規定打席に到達、打率.281、16本塁打、55打点と打撃部門全ての数字で自己最高を記録し、セ・リーグ最多タイの21犠打でもチームに貢献した。

 自身の数字で一番うれしいかったので打率だそうで「280は打ちたいと思ってましたので。そこは達成できて良かったですね」と安ど。特に7月以降に数字を上げていったが「夏場…。交流戦ぐらいから自分のなかではちょっと落ちてきて。そうですね、7月ごろから上がってきたので。そこらへんはメンタル面だったり、技術的な部分でいろいろと試しながらやっていきました」と振り返った。

 セ・リーグ最多タイの21犠打については「そういったサインを送られた時にしっかり実行できたというのは自分にとっても良かったですし、バントはそんなに不得意ではないので。良かったです」と自信を見せ、100試合以上出場捕手では中村(ヤクルト)に次ぐ盗塁阻止率.373については「そこらへんも最初はちょっとあんまり良くなかったですけど、やっていくうちにつかむものがあったので。それは継続して続けていけたらな、と思っています」と語った。

 

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