打者・大谷翔平の凄さを名球会レジェンド7人で解剖すると納得の理由が集まった「二刀流だから打てる」

[ 2024年2月11日 22:05 ]

ドジャースのキャンプ地で話をしながらクラブハウスに戻る大谷(左)と山本 
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 メジャー本塁打王に輝いた大谷翔平投手(29)の「凄さ」。金本知憲氏、中村紀洋氏、小久保裕紀氏、石井琢朗氏、和田一浩氏、小笠原道大氏、福留孝介氏らレジェンド打者7人がYouTube「名球会チャンネル」で紐解いた。納得の理由の数々はさながら「大谷解剖論」のようだ。

 「身体」を挙げたのは和田一浩氏だ。「凄いトレーニングして身体が大きくなってパワーが増した。技術も凄いが肉体的な凄さがある」と説明した。

 「身体の柔らかさ」を指摘したのは金本知憲氏だ。「捻転差。最後の最後にヘッドが出てくる柔軟性。身体の力を最大限に発揮できる打ち方」と解説した。

 「投手としての下半身」を挙げたのは石井琢朗氏だ。「ピッチャーをやっているから下半身も強い。バッターだけやっていたら打てないんじゃないかな。二刀流だから打てる気がする」と相乗効果を挙げた。

 「思考」を指摘したのは小久保裕紀氏。「マイナスの結果が出てきてもマイナスの発言をしない。常にプラスの発言をする。意識してもあそこまでポジティブ思考でセリフは出てこない」と感心した。

 「手の使い方の速さ」は中村紀洋氏が挙げた。「詰まるボールでもポイントまで出す速さがあるので飛んでいく。あの手の使い方は真似できない。真似出来ないイコール天才なんです」と指摘した。

 小笠原道大氏は「身体のコントロール」を指摘し、「体勢を崩されたようでもヒットにできる」と説明。福留孝介氏は「下半身から使っていくその速さは僕らは真似できない」と解説した。

 

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