五十嵐亮太氏が山崎福也の二刀流挑戦に言及 本人から聞いた日本ハムの口説き文句とは

[ 2024年2月11日 16:40 ]

五十嵐亮太氏
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 ヤクルト、ソフトバンクOBでメジャーでも活躍した五十嵐亮太氏(44)が11日、TBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。オリックスから日本ハムにFA移籍した山崎福也投手(31)の本格的な投打“二刀流”挑戦に言及した。

 野球への深い愛情と豊富な知識で知られるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)がパーソナリティーを務める同番組。「どこよりも早いセ・パ順位予想2024!」をテーマに2人でトークし、後編のこの日はパ・リーグについて語り合った。

 まずは今季のパ・リーグ注目ポイントについて聞かれ「パ・リーグはオリックスに4連覇させちゃいけないんですよ、もうこれは。ダメですよ、4連覇なんて」と他球団の奮起を期待した五十嵐氏。そのなかで山崎福について触れた。

 五十嵐氏は直接本人と話をしたそうで、金額など条件的には不利ではないかと見られていた日本ハムが山崎福を口説き落とした“決め台詞”について「君の可能性はまだまだこんなもんじゃない」「二刀流としてもやれる可能性がある」という言葉を挙げ、「その可能性を最大限に何か一緒に探していくとか、もっと君の素晴らしいものをチームと一緒にやっていきましょう、みたいな言葉をかけられたって言ったんですよ」と明かした。

 山崎福は埼玉県出身だが、日大三(東京)時代には3年春のセンバツで投手として準優勝に貢献しながら打者として大会最多安打をマーク。打撃にも非凡なものがあり、打席に立つセ・リーグとの交流戦では実力の片りんを見せるとともに、楽しそうでかつ真剣な表情も話題になってきた。

 そのため、石橋は明大時代に慣れ親しんだ神宮を本拠とし、打席にも立てるヤクルトを最有力と見ていたが、実際はオリックスと同じパ・リーグの日本ハムに。五十嵐氏は「だから、二刀流で大谷選手が生まれたけど、今回、日本ハムで山崎福也の二刀流を見られる可能性があると思う」とし、「選手としてはそのへん、モチベーションにめちゃくちゃなるんですよ」と続けた。

 この“見立て”に石橋は「バッター…」と絶句。「だって、DHあるから…」と戸惑った。だが、五十嵐氏は「そう。だから二刀流ですよ、本当に」とキッパリ。「DHで!?」(石橋)「そうそう。可能性はなくはないんですよ」(五十嵐氏)と会話は続いた。

 「もちろん(本格的な二刀流が)無理だったとしても、そういった刺激っていうのは選手にとって大事で。それがモチベーションにもつながってくる。そこにひかれた山崎福也もスゲーいいなと思いましたけど、僕はね」と語っていた。

 

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