レイズ上沢直之 初告白「このまま終わったらあかん」打撃直撃で長期離脱…復帰の原動力となった周囲の支え

[ 2024年2月11日 12:21 ]

レイズの上沢
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 タレントの杉谷拳士(33)が自身のYouTubeチャンネルを更新。日本ハムからポスティングシステムでレイズとマイナー契約を結んだ上沢直之投手(29)とこれまでの野球人生について語り合った。

 上沢は、日本ハムのエースとしてチームをけん引していた2019年、当時DeNAに所属していたロッテ・ソトの打球が膝にあたり骨折。

 「栗山監督が病室に来てくれた」と手術、長期離脱となった上沢の元に当時監督の栗山英樹氏が訪れたと告白。「試練を与えるのは絶対何か意味があるから、くじけず絶対頑張ってくれ」と手術前で沈んでいる上沢に優しい言葉をかけてくれたと明かした。

 「杉谷さんがヒーローインタビューで僕のこと話してくれたのも見てました病室で」と語ると、杉谷は「やめてよ」と照れながら笑みを浮かべ、「前を向く原動力は何だったの」と質問。

 栗山元監督や、元同僚でヤクルトの西川遥輝外野手など多くのの仲間の存在が大きかった「あのとき来てくれた人のことは忘れない」と感謝を伝えた。

 続けて、「膝を骨折するちょっと前くらいに奥さんが妊娠したことが分かった。それも凄い力になった。僕がこのまま終わったら家族養えない」と家族、新たな命のためにも気持ちを奮い立たせたという。

 当時妊娠中だった妻は献身的に上沢をサポート。「思い出すと、泣きそう」と苦笑いを浮かべ、「暗い顔してなかったんですよ。健気に扱ってるのみて、めっちゃ気遣ってんだなと思って。妊娠中で色々つらかった時期だったはずなのに、毎日ご飯持って、面会始まる時間から面会終わる時間までいてくれる」と入院中のエピソードを初めて明かした上沢。精神的にも支えてくれる妻の姿に「絶対このまま終わったらあかんと思った」とリハビリ生活を振り返った。

 上沢の話に耳を傾けていた杉谷は「幸せ者だよね、直は」と心打たれ、しんみりとした表情を浮かべていた。

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