ドジャース・由伸 “やり投げトレ”にチームメート興味津々「超興味深い。彼の投げ方が気に入った」

[ 2024年2月11日 16:43 ]

<ドジャースキャンプ>投球練習する山本 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が10日、背番号18のユニホーム姿でキャンプ初日にブルペン入り。カーブ、スプリットなどを交えてテンポ良く21球を投げ込んだ。噂にたがわぬ投球に驚きの声が多数上がった。

 投手史上最高額の12年総額3億2500万ドル(決定時約462億円)で契約。鳴り物入りで入団した25歳を見ようと、ブルペンにはデーブ・ロバーツ監督、ブランドン・ゴームズGM、アンドルー・フリードマン編成本部長ら球団首脳、そして選手らが大集合した。

 レイズから移籍したタイラー・グラスノー投手(30)は「(大谷、山本がいると)間違いなくより多くのカメラが目に入る。ただ、それ以外、ベースボールはベースボール。彼らはとてもクールで謙虚な人間たちだ。大谷も実際に対面すると、“あなたはとても普通の人間、とてもいい奴じゃないか”という感じなんだ。だから彼らと会い、チームメイトになれてワクワクしている」と話した。

 「山本とは代理人が同じなんだ。だからジョエル(ウルフ代理人)を通じてやりとりした。実際に最初に会ったのはウェイトルームで少し話した。今後、ダグアウトでもっといろいろ話せるだろう」

 また、山本が取り入れている“やり投げトレ”について「(やり投げについては)話してないけど、聞いてみたいね。ビデオは見た。ブルペンで投げていた球はエグかった。投球フォームは超興味深い。とても滑らかで、彼の投げ方が気に入った」と興味津々。

 そして「山本のような(小柄で足を投げない)投げ方はこれまでも見てきた。彼は強靭で力強い。サイズが問題だとは限らない。彼の動きは効率的で、無駄な動きがない。足を上げようが、そうでなかろうが、上手に体重移動できることを彼は証明してきた。身体能力に恵まれており、100マイルくらいの爆発的な球を投げていた」とその投球を分析した。

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