五十嵐亮太氏 大谷翔平の手術回避「あると思う」けど…「間空けても本来の投球は微妙なんじゃ」

[ 2023年9月5日 16:15 ]

元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクなどでもプレーした五十嵐亮太氏
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 元大リーガーでヤクルト、ソフトバンクで投手として活躍した野球解説者の五十嵐亮太氏(44)が5日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、エンゼルス大谷翔平投手(29)の右肘じん帯損傷についてコメントした。

 大谷の代理人が4日(日本時間5日)のオリオールズ戦前、取材に対応。「何らかの治療行為が必要」との見解を示しつつ、「まだ結論は出ていない。いろいろな決断を仰いでいるところ。今季どこまでプレーするかは分からない。まだ決まっていない」と話すにとどめた。右肘じん帯の損傷箇所については「18年と違う箇所。下の方。断裂はしていない。程度としては軽い」と説明した。大谷はに出場予定だったこの日の試合を、右脇腹の張りを理由に直前回避した。

 五十嵐氏は大谷が2度目の手術になる可能性に言及し、「2回目になってしまうので、復帰のパーセンテージは若干下がるんです。そういうことを考慮して、手術するかしないかは彼の判断なんですけど、リスクはかなり高いと思います」と解説した。

 また「じん帯損傷であっても、前回と違う部分だったり、傷も大きくないとなると、投げられる可能性があるけど、状態が上がってこなかったり、様子を見ながらという時間が長ければ長いほど、その時間が無駄になってくる」とも指摘。「そうなると、決断は早い方がいいよねということで、手術するなら早い方がいいんですよ。でも治るかもしれないというところで、様子を見ようかということは、大谷選手の判断になるかなと思います」と見解を示した。

 手術以外の選択肢について、五十嵐氏は「あると思います」とした。しかし、「大谷選手がじん帯を損傷する試合が、13日…1週間以上空いていても、状態が良くならなかったと考えると、間を空けたとしても、本来の投球ができるかどうかというのは微妙なんじゃないかなと、個人的には思います」とも見通した。

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