大谷翔平の代理人が緊急会見 手術決断は…「結論は出ていない。今季どこまでプレーするか分からない」

[ 2023年9月5日 08:43 ]

エンゼルスの大谷翔平
Photo By スポニチ

 右肘じん帯損傷で今季投げないことが決まっているエンゼルスの大谷翔平投手(29)の代理人を務める大手代理人事務所「CAAスポーツ」のネズ・バレロ氏(60)が4日(日本時間5日)、本拠地オリオールズ戦前に日米メディアの取材に応じた。

 投手での早期復帰を目指しじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受ければ二刀流でのシーズン完走が消滅するが、「何らかの治療行為が必要」との見解を示しつつ、「まだ結論は出ていない。いろいろな決断を仰いでいるところ。今季どこまでプレーするかは分からない。まだ決まっていない」と話すにとどめた。右肘じん帯の損傷箇所については「18年と違う箇所。下の方。断裂はしていない。程度としては軽い」と説明した。

 大谷の今後については、3日に全国紙USAトゥデーが「大谷は10日以内に今季をシャットダウン(終了)し、右肘のトミー・ジョン手術を受ける可能性がある」と報じていた。

 この日の大谷はオリオールズ戦に「2番・DH」で出場することが発表され、バレロ代理人の会見中には屋外でフリー打撃を行った。両リーグトップ44本塁打を誇るが、今季ワーストの10戦連続、48打席ノーアーチ中。待望の本塁打や藤浪との今季3度目の対決などに注目が集まる。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年9月5日のニュース