巨人・原監督　坂本の特例抹消「いるメンバーでベストで戦うだけですね」接戦を逆転で制し勝率再び5割

セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト （ 2023年9月5日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞7回、菊地の登板を告げる原監督　（撮影・西川祐介）
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　巨人が終盤に粘りを見せ連勝。再び勝率を5割に戻した。試合後に原辰徳監督（65）は、試合前に体調不良により出場選手登録を抹消された坂本勇人内野手（34）について言及した。

　8回に丸の左犠飛で同点に追いつき、9回に吉川の気迫の走塁と重信の執念の二ゴロで勝ち越し。この試合初めてリードを奪って迎えた9回を“代役守護神”の中川がしっかりと締めた。

　チームの柱でもある坂本不在の中、ベテランの梶谷が3安打と気を吐き、丸が2打点。重信や門脇、そしてルーキーの船迫も自身に求められた仕事を全うし、何とか接戦を制した。

　原監督は「もう我々は毎日毎日がそこですから」と苦しみながらつかんだ勝利を振り返った。そして坂本の特例2023での抹消離脱については「いるメンバーでベストで戦うだけですね」と声を絞り出した。