落合博満氏「野球を教えてくれる先生、監督はいなかった」 小学時代の野球への取り組み語る

[ 2023年9月5日 17:10 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が5日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」寄せられたさまざまな質問に答えた。

 小学5年生で学童野球をやっている子を持つ父親から「落合さんが小学生だった頃、野球にどう取り組んでいたかを教えてください。私はキチっとした良いフォームで、キャッチボールと素振りをすることが大切だと思っています」との質問が寄せられた。

 落合氏は「野球をやるか、相撲をやるか。オレの小さい頃っていうのはどっちかだったんだけども、野球っていうことには遊びの一貫としてね、取り組んできたっていうのがあります」と話した。

 「学童野球、小学校5年生からでなければできないものが、小学校4年の時から学童野球に入ってやってたっていうこともあるし、それだけ野球がうまかったっていうこともあるし。自分でうまかったっていうと変なんだけども、でも、野球を教えてくれる先生とか監督っていうのは誰もいませんでした」と打ち明けた。「自分が好きなことを好きなようにやるっていうのが一番で、まして小学校の頃っていうのは技術を教えてもそんなに長続きはしないだろうっていうようなことで、ただ人がやっていることを見よう見まねでやるっていうのが、ほとんどでした」と振り返った。

 まずは楽しむこと。そして、何かを教わるのではなく、自分で見て学ぶことを実践していた落合氏。ただ「正しいキャッチボールの仕方と、正しい素振りの仕方っていうのは、間違いではないと思います。このお父さんが言っているように、基本を教えていくっていうのは大切なんじゃないのかなっていうのは、その通りだと思います」と基本は大切であるとの考えを示した。

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