阪神・岡田監督「そら、当然やろ」 二塁ブロッキングルールの解釈変更にうなずく

[ 2023年9月5日 21:47 ]

セ・リーグ   阪神8ー2中日 ( 2023年9月5日    バンテリンD )

<中・神>中日に勝利し、勝ち星を挙げた西勇(右)を迎える阪神・岡田監督(撮影・椎名 航)
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 阪神は中日に快勝し自力で優勝マジックを1つ減らした。試合後、岡田監督は近本に替わって1番に抜擢した森下などについて言及。以下は一問一答。

 
 ―森下が1番で代役。
 「初回もな、いきなりヒット打ちよったからな」

 ―1番は今年も経験してるから。
 「おん。近本いてない時に、新聞が書いてくれとったやん8試合もスタメンしてるの。オレは知らんけど、新聞に書いてくれてるやん」

 ―思い切りの良さ。
 「ミエちゃん1番できひんやろ。ふふふ。できるかミエちゃん1番。やっぱり小野寺やろ、消去法だったら」

 ―前回の1番任せた時より頼もしい。
 「まあ、これも慣れでな。新人やから、1年目やけど試合こなしていくとやっぱりね、打ってることによって、自信付けとるしなあ、普通に送り出してるあれや、だけやで、でも、1番として」

 ─初回は中野が続いたのが大きかった。
 「いやあ、近本みたいに盗塁のサイン出せへんからなあ。うまいこと、あそこでなあ。ハマったよなあ」

 ─四回は送りバントで追加点。
 「そや、もうだって、勝ち越したら、もうなあ、1点ずつでええわけやからさあ。そら、目標のあるチームとないチームっていうのはとにかくリードしとけばさ、そんな反発力ないやんか、やっぱりな。大量点いらんもん、1点ずつでええもん、追加点なあ」

 ─佐藤輝のタイムリーも大きかった。
 「そらみんなおおきいよ、そら。そんなもんそんな。追加点という意味ではな。そら3点先制してるわけやから。誰の1打もそら、大きいよ」

 ―前日の移動日には本塁打のあとの3三振が…とちょっと怒っていたが。
 「怒ってないよ。打率が上がらん言うただけやんか。別にオレ、怒る必要ないやんか。自分に返ってくるだけやから、佐藤の。何で怒らないけんの。オレ関係ないやんか、3三振しても(笑い)。そら、チームを勝たすことをやってんやから」

 ―こうやって続いて安打が出たら打率も上がってくる。
 「いや、もうそんな率なんか上がらへんよ。ここまできたら、そんなもん。毎試合5本ずつ打ったら上がるけど」

 ―西勇は。
「まあ、あんだけ点もろてんやから」

 ―近本が不在の初戦をこういう「普通の野球」で取れたのは大きい。
 「まあ、普通にやってるだけやからなあ。経験してるわけやからな、いてない時」

 ―指摘したブロッキングルールが、今日から適用された
 「そら、当然やろ」

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