今季国内FA権を取得したオリックス・若月が残留を明言「早く決めて楽になりたかった」

＜オ・西＞練習中に笑顔を見せるオリックス・若月（撮影・後藤　正志）
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　8月22日に国内フリーエージェント（FA）権を取得したオリックス・若月健矢捕手（27）が5日、チームに残留することを明言した。交渉はシーズン終了後となるが、この日までに球団に意思を伝達。異例の早期決断で、リーグ3連覇に集中する構えだ。

　「悩んでいた1週間ぐらいは、本当に苦痛だったりもしたんで。早く決めて楽になりたかった。特別、出たいという思いもなかったし、愛着のある球団で。残留が決まったことは気にせず、3連覇目指してやるだけ」。

　埼玉・花咲徳栄から13年ドラフト3位で入団し10年目。今季は新加入の森と併用の形ながら、エース・山本の相棒を務め、勝負強さが光る打てる捕手としても貢献中だ。

　すっきりした気持ちでマジック減らしに専念する。