U18　打率・091不振の丸田に「馬淵のメス」　バット手に監督が直接指導「打てなくてもいいから…」

「第31回WBSC　U18ワールドカップ」1次R   日本ーオランダ （ 2023年9月5日    台湾・台北 ）

オランダ戦前に三塁ベンチ内で丸田（左）に打撃指導する馬淵監督（撮影・河合　洋介）
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　高校野球日本代表の馬淵史郎監督（明徳義塾）が、オランダとの試合前に打撃不振に悩む丸田湊斗（3年＝慶応）に打撃指導した。

　丸田は、開幕から4試合で11打数1安打（打率・091）と不振。先発起用を続ける馬淵監督は「甲子園であれだけ打っていたから、いじっておかしくなったらどうかな…と。ただ“今日は打てなくてもいいから、これとこれはやってみたら？”というのは（言おうと思う）」と予告していた。

　そして試合前ノックが終了後、馬淵監督が三塁ベンチにいた丸田を呼び寄せた。

　馬淵監督自らバットを手にし、バットの出し方などを助言。丸田はうなずきながら、何度もスイング軌道を確認した。オランダ戦、そしてスーパーラウンドでの活躍に向けて準備を済ませた。