落合博満氏が回答　高卒、大卒、社会人でプロ入り　セカンドキャリアを踏まえるとどれが有利？

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が5日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」寄せられたさまざまな質問に答えた。

　「高卒でのプロ入りについて、引退後のことを含めるとどうお考えですか？進路を選べるなら、大学とか社会人に進んだ方が、一般社会にも転身しやすいのではと考えています」との質問が寄せられた。高卒であっても数年で戦力外となってしまう厳しい世界ではある。

　落合氏は「プロに入った以上は、プロで大成するっていうことを考えて入ってくるんで、大学で、社会人でっていうことよりも、高卒でそれなりの実力があるんだったら、高卒で入った方がいいと思います」と答えた。

　「この人（質問者）が言うように、野球をやめてからの進路を考えるっていうようなことは、プロに入ってくる選手に関しては、（入団前から）その意識はほとんどありません」と指摘。大学や社会人を経由すれば、セカンドキャリアの就職が有利に働くという見方も一部ではあるが「この世界でどうやって大成するかっていうことだけを考えてるんでね。野球をやめてからの身の振り方とかってのは、やめてから考える。その辺は、“高校卒業してプロに入った”“大学、社会人出てプロに入った”というのはあまり大差はないと思います」とした。