ソフトBから加入の日本ハム・田中正　初めて新庄監督見守る前で41球　「結構いい球は行っていたのでは」

ブルペンで日本ハム・新庄監督（左）が見つめる中で投球する田中正（撮影・高橋　茂夫）
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　ソフトバンクから加入した日本ハム・田中正義投手（28）が3日、沖縄・名護キャンプで初めて新庄監督が見守る前で41球を投げ込んだ。今キャンプ2度目のブルペン投球を田中正は「凄く良かったですし、順調に来ていると思う。（力は）8、9割。計測はしていないが、結構、良い球はいっていたんじゃないかな」と、手応え十分に振り返った。

　新庄監督が「大学時代のように復活できるかどうか」と期待し、ソフトバンクに移籍した近藤の人的補償で加入した。プロ6年間で未勝利も、今オフは地道に調整を続け、この日は指揮官の前で迫力ある直球を披露した。キャンプ中盤での実戦登板を予定しており「だんだん実戦を意識した投球ができればと思う」と先を見据えていた。