プロ野球キャンプ各地で豆まき 日本ハム・加藤豪が困惑の初挑戦

[ 2023年2月4日 05:20 ]

鬼に扮した記者に向かって豆をまく日本ハムの新人たち(左から)加藤豪、金村、矢沢、宮内、奈良間(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムのドラフト3位の加藤豪(メッツ傘下)ら新人5選手が練習後、赤鬼と青鬼に扮した報道陣に向かって豆まきを行った。米カリフォルニア州出身の加藤豪は初挑戦。「思いっきり投げていいんですか」と戸惑いつつ、落花生を投げた。最後は芝生の上に落ちた落花生を拾い集め「これが日本の文化なんですね」と楽しんでいた。

 ≪楽天・荘司が“安田鬼”退治≫楽天はドラフト1位・荘司(立大)と2年目捕手・安田の若手バッテリーが登場。2年連続で鬼役の安田に向かって、後輩の荘司が「手ごわい“安田鬼”を倒す」と容赦なく全力投球。安田も「痛い!痛い!ヤバい新人が入ってきましたよ!」と悲鳴を上げ「重たくて良い球(豆)でした」と笑いを誘った。

 ≪西武・古賀 正捕手は~俺~≫西武は強肩の2年目捕手・古賀が豆まきでも「スローイング」。今年9月に24歳を迎える年男は「大事な年。(競争から)抜けられるように」と正捕手獲りに意欲を示した。森がオリックスにFA移籍し、松井監督は複数捕手の併用を構想。新人年の昨季は26試合出場だった古賀は「結果を出して信頼を得たい」と語った。

 ≪ロッテ・安田 楽し恥ずかし≫ロッテは安田、山口の左右の大砲コンビが鬼のお面をかぶった報道陣に向かって豆まき。年男の安田は高卒1年目の18年以来、5年ぶり2度目の起用に「この年になると、ちょっと恥ずかしかったけど、楽しかったです」と笑顔。この日のフリー打撃では44スイングで12発。自慢の長打力で優勝という“福”を呼び込む。

 ≪ヤクルト3年目も福呼びマス≫ヤクルトはオスナとサンタナが豆まきした。ともに来日3年目の助っ人コンビは鬼の仮面をかぶった報道陣に落花生を投げ鬼退治。福を呼び込んだオスナは「僕自身の活躍とチームの勝利を呼び込みたい」と話し、サンタナは「ケガをせず日本一を奪還したい」と抱負を語った。

 ≪DeNA新助っ人・アンバギー ダジャレに笑顔「いい企画だね」≫DeNAは来日6年目のソトと、新助っ人のアンバギーが登場。「鬼は“ソト”」と豆をまいたソトは「(豆まきは)2度目かな?日本の文化に触れられてうれしい」。ファーストネームが「トレイ」のアンバギーは、トレーの上に沖縄の銘菓「サーターアンダギー」を置いたセットを持ち、ポーズを決めた。説明を受け「いい企画だね」と笑い、豆もまいて「悪霊を退散できて良かった」と声を弾ませた。

 ≪巨人・ブリンソン鬼退治にグッド≫巨人は新外国人のブリンソンと2年目のウォーカーが豆まきに挑戦した。「鬼が無事に外に行ったので、たくさんの勝利といいプレーができる」とブリンソン。そろって午前7時からのアーリーワークにも初参加。ティー打撃やマシン打撃をこなした新助っ人は「(早起きは)コンディションに関して非常にいい影響を及ぼす」とうなずいた。

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2023年2月4日のニュース