ヌートバーのライバルは、20歳、若手有望株ナンバー1のウォーカー、定位置確保なるか

[ 2023年2月4日 09:11 ]

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)は昨季後半レギュラーに定着。8月以降のOPS(出塁率+長打率)は・847で、終盤は1番打者でナ・リーグ中地区制覇のチームをけん引した。打球速度が速く、強肩。23年は右翼で更なる飛躍を期待されているが、実は超大物のライバルがいると、大リーグ公式サイトが指摘している。

 20年のドラフト一巡ジョーダン・ウォーカー外野手(20)で、カ軍の若手有望株ナンバー1、大リーグ全体でも4番目に入る。195センチ、99キロの立派な体で、昨季は2Aで119試合に出て、打率・306、19本塁打、22盗塁、OPS・898だった。精神的にもしっかりしていて、この春のオープン戦で大暴れすれば、正右翼手の定位置を勝ち取るチャンスがあるのだという。

 カージナルスはヌートバーだけでなく、ポール・ゴールドシュミットらたくさんの選手がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でキャンプを抜けるが、ジョン・モゼリアック編成本部長は「WBCの選手がいなくなってもなんとかなる。他の人のために時間を空けられる」と話している。そしてウォーカーについては「身体つきもプレーも両方すごくて、わくわくする組み合わせ。彼の才能は天井知らずで、夢を見させてくれる」と大変な期待を寄せている。カージナルスファンも注目のスーパースター候補。ヌートバーも素晴らしい選手だが、レギュラー確保にはウォーカーに勝たねばならない。

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2023年2月4日のニュース