中日の新助っ人・カリステ 遊撃練習で軽快な動き 「どこでも守れるし肩もいい」立浪監督もセンス絶賛

[ 2023年2月4日 05:00 ]

誕生日ケーキをプレゼントされ、笑顔で頬張るカリステ(撮影・椎名 航)
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 中日に新加入したカリステ(メキシカンリーグ)がシートノックで遊撃に就いて軽快な動きを披露し、投手と捕手以外の全ポジションをこなす万能性を示した。

 「守備は大事にしているよ。遊撃も三塁も上限はない。もっとやっていきたいね」

 助っ人野手陣はビシエドやアルモンテ、アキーノもいて実績では4番手の立場。1軍出場には“下克上”が必要でも、立浪監督は「どこでも守れるし、肩もいい。申し分ないです。非常に、チームにとっては大きな存在かなと思います」とオプションの幅が広がることを歓迎した。

 「ルーツはハイチ」という身体能力抜群のドミニカン。肌身離さず身につけるのが、愛妻から贈られた幸運のネックレスだ。ヒョウの顔が飾られた牙をモチーフにしたもので「メキシコにいた時に奥さんがプレゼントしてくれたんだ」と笑った。3日は31歳の誕生日で報道陣からのケーキで祝福。「監督やコーチ、みんなが受け入れてくれたと感じる。意気に感じてやりたい」と力を込めた。(湯澤 涼)

 ◇オルランド・カリステ 1992年2月3日生まれ、ドミニカ共和国出身の31歳。10年にロイヤルズとマイナー契約。15年にメジャーデビューし通算31試合出場。22年はメキシカンリーグでアルモンテとともにプレー。1メートル84、87キロ。右投げ右打ち。

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2023年2月4日のニュース