カブス鈴木誠也が大谷翔平の打撃を語る 「股関節周りの使い方がものすごく上手。天性のもの」

[ 2023年2月4日 16:52 ]

鈴木誠也(撮影・会津 智海)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)は3日(日本時間4日)、コンテンツプラットフォーム「シンクロナス」の「SEIYA'S BATTING REPORT」第1回ライブ配信で、WBC、大谷翔平、ダルビッシュなどヘの思いを語った。

 侍ジャパンの「4番」として東京五輪金メダル獲得にも貢献した鈴木は、少年時代に前巨人監督の高橋由伸の打撃を真似していたことを明かした上で「翔平の真似は難しい」と話した。それでも野球を目指す子供達へ「やってみるのはあり。合わなければ他の選手にするのもあり」と、アドバイスを送った。

 鈴木は大谷の長所について「股関節周りの使い方がものすごく上手。力の伝え方がすごく上手。トレーニングしないとなかなか難しい。あの使い方は天性のものもある。僕も何回もああいう使い方を真似しようと思ったが難しかった」と実感を込めて話した。鈴木は1日(同2日)に渡米し、カ軍のキャンプ地であるアリゾナ州メサで翌日から練習を開始。侍ジャパンへの合流時期は未定だが、当面は当地で調整を続ける予定になっている。

 「SEIYA'S BATTING REPORT」では、正解のない打撃理論について、とことん深堀りする。あの選手の打撃フォームはどこが特徴か、なぜ打てるのか、自身のフォームのポイントは。考察、対談、実践などを通して徹底検証する。鈴木がメジャーに来て感じたパワーの違い、技術の高さ。そこで、生まれた感情は「もっとうまくなりたい」、「もっと野球を楽しみたい」。そんな鈴木の思いをベースに「打撃がもっと遠くへ、強く、楽しく」なるようなメンタル、技術、練習法を模索していく。

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