阪神・近本&中野“臨時赤星塾”入門心待ち 中野は盗塁技術に加え「気の持ちようも聞きたい」

[ 2023年2月4日 05:15 ]

12年の春季キャンプで臨時コーチを務めた赤星氏

 4日から3日間、阪神OBで通算381盗塁を誇る赤星憲広氏(46=本紙評論家)が臨時コーチとして阪神の宜野座キャンプを訪れる。近本と中野の1、2番コンビは「赤星塾」への入門を待ちわびた。

 「(リード時に)投手のどこを見ているのか、スタートの切り方、スライディングの強さなど全て聞きたい」

 中野の目的は、赤星氏の代名詞である「盗塁」の技術を学ぶことだ。新人だった21年に盗塁王を獲得し、3月のWBCでも「足」を見込まれて侍ジャパン入りした。「警戒されると消極的になることもあった。気の持ちようも聞きたい」。技術とメンタル両方の進化を見据える。

 近本は中堅の定位置も共通項として持ち、まずは「外から自分がどう見えているか」を確認する意向だ。「いい経験になると思う。(走塁とは)違うことも聞きたい」。幅広い視点で意見を仰ぎ、持ち前の走攻守にさらなる磨きをかける考えだ。(八木 勇磨)

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2023年2月4日のニュース