日本ハム「投手・矢沢」始動 初ブルペンで変化球主体に38球

[ 2023年2月4日 06:00 ]

日本ハム・矢沢
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 「投手・矢沢」が本格始動した。日本ハムの二刀流ドラフト1位左腕・矢沢(日体大)が、今キャンプ初のブルペン入り。1月の千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレ中のブルペンは直球主体だったが「変化球の数を増やすことをテーマにやりました」とスライダーを交え38球を投じた。

 日体大時代に決め球としていたスライダーが6球だった一方、カーブはそれを上回る7球。「カーブだったりツーシーム、チェンジアップも、スライダーぐらい投げられれば幅が広がる」と変化球の精度向上を狙う。

 今キャンプでは初めて、投手のみのメニューで練習した。11日の紅白戦で同6位・宮内(日本製紙石巻)ら新人投手が登板予定だが、投手デビューには「もう少し遅いのかな。あと2回ぐらいブルペンに入る」と見通しを示した。練習後には他の新人4人とともに、小学生以来という豆まきに挑戦。報道陣が扮した赤鬼と青鬼を退治し「バッターも退治します」と力強かった。(田中 健人)

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2023年2月4日のニュース