阪神・岩貞の背番号「17」の行方は 大学時代に背負い愛着たっぷりのエースが“根回し”していた?

[ 2022年11月11日 07:00 ]

今季まで背番号17だった阪神・岩貞と50の青柳
Photo By スポニチ

 9日に阪神残留と背番号「17」から「14」への変更が発表された岩貞が鳴尾浜球場で自主トレを行った。来季も共闘する後輩や球団スタッフから次々と声をかけられ「やっと気持ちが普段通りになった。残ってよかった」と笑顔。悩みに悩んだここ数日とは打って変わって、すっきりした表情で語った。

 気になるのは、今季まで岩貞が背負った「17」の行方だ。左腕は「17も好きだったので“キープ”したいですよね。気分で使い分けたい」と名残惜しさ全開だが、そうもいかない。後継にふさわしい男として挙げたのが、エース青柳の名だ。帝京大時代につけていたこともあり、青柳自身も「17」への愛着を公言。だから、先輩へ“根回し”も抜かりなく…。

 「青柳は、今回のFAで僕が出て行くと勝手に思ってましたよ。その際は(17がほしい)…なんて言っていたので(笑い)」

 今季投手3冠に輝いた青柳なら、喜んで託せる。「青柳は僕より成績を残している。ふさわしい人のところに行ってくれれば」と岩貞。「17」の新たな歴史の誕生を待ち望んだ。(八木 勇磨)

続きを表示

2022年11月11日のニュース