中日・福、1000万円ダウンで更改 難病克服で復活へ「来年、見といて」黄色靱帯骨化症で10月に手術

[ 2022年11月11日 17:31 ]

契約を更改し会見に臨む中日・福
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 中日の福敬登投手(30)は11日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、1000万円ダウンの5000万円でサインした(金額は推定)。

 「今季の成績はむちゃくちゃふがいないと思っている。どの数字も悪化している。評価は妥当。直近で、ちょっと面倒くさい病気になってしまったので、どうしていくかという話をした。すべてがうまくいけば開幕に間に合うと思うが、難病なのでリハビリ過程で何が起こるか分からない」
 
 20年に最優秀中継ぎ投手に輝いた左腕は今季は36試合に登板して2勝2敗3ホールド、防御率4・55。シーズン前半は安定感を欠き、2軍落ちも経験した。後半は力強い直球が戻ってきていたが、途中で体の不調を感じ、9月17日のヤクルト戦の降板後には足がしびれて感覚がなくなり、登録を抹消された。その後の検査で国指定の難病である「黄色靱帯(じんたい)骨化症」であることが判明。10月25日に福島県内の病院で「胸椎黄色靱帯骨化切除術」を受けた。

  手術後の経過は良好で現在はジョギングや軽いネットスローも再開。来季へ向け「くよくよしていられない。絶対に大丈夫。戻るために何から何までやってやろうと思う。来年、見といてください」と笑顔で復活を誓った。

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2022年11月11日のニュース