落合博満氏の指導論 強制ではなく導く「一方通行にならないように」「答えを出すのは本人」

[ 2022年11月11日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が11日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。指導、コーチングについての考え方を明かした。

 落合氏の指導についてスタッフが「どこを聞いていても“こうしなさい”“こうしろ”ではなくって“こういう考え方があるよ”という本当に、導いてあげようというような話に感じます」と伝えた。

 これに落合氏は「だってやる本人はどういう風に考えてるかっていうのが、こっちには伝わって来ないから。一方通行にならないようにね。こういうやり方もあるよっていうような教え方」と、自身の意見を押し付けない指導を心がけていることを明かした。

 また「それで本人がどう感じてやるかっていうのが大事なんであってね。答えを出すのは本人だよ」と、いくつかある選択肢で最後に選ぶのは本人次第とした。

 その狙いについては「本人が納得してやらない限りは“あぁこういうことなんだ”っていうのが、そこに気づいてもらわないとね。答えは出て来ないんで。まぁそれと結果が伴ってくれば、自ずとやるようにはなるんであってね」とした。

 続けて「自分で考えてやるしかないんだよ。やる方にしてみれば言われることは言われることであってね、それをどうやって理解して自分で実践してやるかっていうのが大事。一方通行にならないようにっていうことを気をつけなきゃいけないと思う」と自身の指導論について詳細に語った。

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2022年11月11日のニュース