再起目指す中日・石川昂「3月下旬ぐらいに試合に」　ドラフトで内野手4人指名、来季は激しい定位置争い

契約を更改し、会見を行う中日・石川昂弥
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　中日の石川昂弥内野手（21）は10日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、400万円増の年俸1500万円で更改した。今季は開幕スタメンを果たし、37試合に出場して打率・225、5本塁打、19打点。飛躍が期待されたが、5月27日のオリックス戦で走塁中に左膝を負傷。7月に左膝前十字靱帯（じんたい）の再建手術を受けた。昨年の左腕骨折に続く長期離脱に「調子が上がって良い感じの時にケガをして悔しかった」と振り返った。

　リハビリは順調。年内には装具をつけての直線ダッシュや本格的な打撃を再開する予定で「自分としては3月下旬ぐらいに試合に出られれば」と実戦復帰のメドを示した。今秋ドラフトでは支配下で内野手4選手を指名。来季は激しい争いが待っているが「打てば使ってもらえる。本塁打をチームで一番にすること」と目標を掲げた。　（中澤　智晴）