清原和博氏 母の遺影とともに飾る松坂氏から贈られた「僕の宝物」依頼秘話 直筆の言葉にツッコミも

[ 2022年11月11日 21:47 ]

松坂大輔氏(左)と清原和博氏
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 西武やレッドソックスなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が11日夜に自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新。松坂氏が「僕にとって特別な存在の人」という清原和博氏(55)がゲスト出演し、巨人時代の2004年に通算2000安打を達成した際に松坂氏から贈られたメッセージ入りのグラブの秘話を語った。

 「夢にも思ってなかったね」と清原氏が語った松坂氏との対談。そこに持参したのが、今でも「お母さんの遺影と自分のヘルメットとともに大切に並べている」という松坂氏から贈られたグラブだった。

 「僕の宝物」というグラブには「清原和博様江 “二千本安打”おめでとうございます!! 僕にとって清原さんは いつまでも憧れであり 目標とする選手です 本当におめでとうございます 松坂大輔」というメッセージが書かれている。

 清原氏は「これは2000本安打を打った時に(可愛がっていた)石井貴に頼んで強制的にですね、電話して“松坂大輔からグラブ貰ってもらえないか”と」と西武の後輩にお願いした事実を明かした。続けて「2000本安打の記念にって言ったら、普通に“おめでとうございます”って書いてくれると思ったら(グラブの表面に)ず~っとメッセージを書いてくれてるんですよ」とグラブを手に感激の面持ちで松坂氏の気遣いに感謝した。

 松坂氏は「僕でいいんですか、逆に」「喜んで」と恐縮しながら快諾した当時を回顧。実際に使用していたグラブに言葉を添えた。ここで、しみじみとメッセージを読み返していた清原氏は「清原さんはいつまでも…」と途中で読むのを止め、「間違えてるな!“も”のところ」とツッコミ。確かにグラブに書かれた「も」の部分だけマジックペンの文字が太く、何かの文字の上から強めに“上書き”した形跡が。それを見た松坂氏は吹き出し苦笑いを浮かべるしかなかった。

 清原氏は愛あるイジりで改めて松坂氏に感謝。「実際に使っていたグラブは油感が違うね」と宝物をいとおしそうに眺めていた。

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