落合博満氏 2001年の横浜臨時コーチは「直に頼まれた」 一番記憶に残る選手は「多村」

[ 2022年11月11日 17:20 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が11日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。2001年に横浜(現DeNA)の臨時打撃コーチとして指導し、印象に残っている選手について語った。

 01年、当時横浜の監督だった森祇晶氏から「直に頼まれた」と、臨時の打撃コーチに招へいされた落合氏。期間限定で行った打撃指導で印象に残っている選手を聞かれると「多村」と、横浜、ソフトバンクなどで活躍した多村仁志の名前を上げた。

 多村以外に印象に残っている選手を聞かれるも「時間的に一番時間を使ったのは多村だよ。あとはグラウンドでそこそこのことは何人かの選手には指導はしてるとは思うんだけども。一番記憶に残っているのは多村」とした。

 多村に一番時間をかけた理由については「なんだろうね。たまたま“多村を見てくれ”って言われたのかもわかんない」と振り返った。また、多村については「自分でブレーキをかけちゃうっていう、そういうタイプの選手」と表現した。

 「ブレーキをかける選手」というのは「あっち痛い、こっち痛いって言ってね。持ってるものは素晴らしいものを持ってたんだよ。それを期待しながらやるんだけども、シーズン中あっち痛いこっち痛いって言って休みがち。っていうような選手。体力不足っていえば体力不足なのかもわかんないけどね」と明かした。

 そんな多村に指導前に「これからやる練習、お前ついて来れるか?」と聞いたという。「大丈夫です」と返答したため「じゃあやれるもんならやってみろ」と「3時間くらい(バットを)振らせた記憶があるけどね。フラフラになって出てきたと思うよ。休みなしだから」と懐かしそうに振り返った。

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