阪神・高寺に矢野監督が期待「ラッキーボーイになって」 次はプロ初盗塁でCS後押しだ

[ 2022年9月26日 05:15 ]

ハツラツとボールを追いかける高寺(撮影・成瀬 徹)
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 まだまだ“満足”できない。高卒2年目の阪神・高寺がプロ初安打初打点に続き、残り3試合でのプロ初盗塁にも意欲を示した。

 「ファームでは(盗塁も)チャレンジできているので、ヒットだけじゃなくて、走れれば一番、良いと思う」

 もう一つの持ち味も発揮だ。23日広島戦では13打席目にしてプロ初安打をマーク。これが適時二塁打となり、初打点も挙げた。加えて、50メートル走6秒0の俊足も生かしたい。ウエスタン・リーグではチーム2位でリーグ5位の14盗塁を記録。この日の練習中には矢野監督から「思い切ってやれ」と背中も押された。「しっかり自分のできることをやってチームの勝利に貢献できればと思う」。“矢野チルドレン”の一員として、応えたい一心だ。

 指揮官からは「残りの試合も楽しみやし、結果的にラッキーボーイになってくれたら」と期待も受けた。CS進出をかけた勝負の残り3戦は、高寺にとってこれ以上ないアピール機会でもある。若手らしくガムシャラに、持っている力を最大限に発揮していく。

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2022年9月26日のニュース