五十嵐亮太氏 松井秀喜氏に浴びた50号“確信ノールック”弾は「めちゃくちゃ気持ち良かった」

[ 2022年9月26日 16:44 ]

元プロ野球選手の五十嵐亮太氏
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 ヤクルト、ソフトバンクなどでプレーした元プロ野球選手、五十嵐亮太氏(43)が25日放送のTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。2002年に松井秀喜氏(当時巨人)に打たれた50号本塁打を振り返った。

 ヤクルト・村上宗隆が日本人選手では2002年の松井氏以来となる50号本塁打に到達したことから、松井氏が50号を打った20年前の映像がスポーツニュースなどで放送されるようになり、被弾した五十嵐氏も一緒に映る機会が増えた。

 この映像を見た石橋貴明が「振り向きもしないで打たれた瞬間にこれは行ったって感じで」と被弾した五十嵐氏が打球を目で追っていなかったことを尋ねた。

 すると、五十嵐氏は「僕、打たれたら本当は振り向くタイプなんですよ。最後まで“行くな”って思うんですよ。でもあの時はホームランか三振かでいいと思っていたので、打たれた瞬間に“行け”と思ったんですよ。もう行ってくれと。松井さん、ここで50号決めてくれって気持ちがあったので、ある意味確信でしたね。“確信ノールック”って僕は言ってます」と振り返った。

 実はこの打席で松井氏がファウルフライを打ったものの捕手・米野が落球。「こんな終わり方、格好悪いし面白くないなってぼーっと見てたら米野が落としたんで、これはどっちか取るしかないなって」と三振かホームランと腹をくくり、全球直球で勝負に挑んだという。

 というのも松井氏にメジャー挑戦の噂があり、この打席が日本で最後の勝負になると思っていた五十嵐氏。「その後、何球か粘られた後にレフトにホームラン打ったんで僕の中で完結しましたね。結果、スターは勝つんですよ勝負で。松井さんは。めちゃくちゃ気持ち良かったですよ」と真っ向勝負で完敗したことから悔いは無かったと明かした。

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2022年9月26日のニュース