ヤクルトV2の経済効果はヤク451億円! 関大の宮本勝浩名誉教授が算出 村上の大活躍が額を押し上げる

[ 2022年9月26日 15:07 ]

<ヤ・D>ペナントを手にファンに手を振る(右から)山田、高津監督、村上ら (撮影・光山 貴大)
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 関大の宮本勝浩名誉教授が、2年連続9度目のリーグ優勝を果たしたヤクルトの経済効果を451億4184万円と算出した。

 コロナ禍で観客動員が増えにくい中で「過去の人気球団の優勝に匹敵する経済効果をもたらしたことは特筆に値する」と分析。

 最大の要因は「村上選手の大活躍の結果であると言える」と、55本塁打を放っている若きスラッガーの存在が経済効果を押し上げたと強調した。

 宮本教授は球場を訪れたファンの消費額の増加、優勝セールの売り上げなどから直接効果を208億9900万円と算出。

 中でもグッズの売り上げは村上を中心に急増すると見込んでおり、60本塁打、3冠王の場合の売り上げ増加額を約10億円とした。この直接効果に一次波及効果、二次波及効果などを加え、経済効果の額を推計。

 宮本教授は「経済効果は関東地区に集中するが、ホームラン60歩、3冠王の期待もある。村上選手の活躍の効果は全国的であると考えられる」とした。

 最近の優勝では05年の阪神が約643億円、13年の巨人が約640億円、15年のソフトバンクが約403億円、11年の中日が219億円、13年の楽天が230億円、昨年のオリックスが209億円だった。

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2022年9月26日のニュース