朗希、今季最終登板で10勝ならず チームも接戦を落とす「こういうところで勝てる投手になりたい」

[ 2022年9月26日 23:07 ]

パ・リーグ   ロッテ1―2ソフトバンク ( 2022年9月26日    ペイペイD )

6回、1失点で降板した佐々木朗(撮影・中村 達也)
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 ロッテ・佐々木朗希投手が6回2安打1失点の好投も、同点でマウンドを降りたため、3年目で自身初となる10勝はならなかった。

 この日は4盗塁を許すなど、ソフトバンクの機動力に揺さぶられた。唯一の失点となった5回も、先頭・三森の死球から二盗、三盗を決められて、1死三塁から牧原をフォークで空振り三振に斬ったが、ワンバウンドを女房役の松川が前にはじいた一瞬の隙を狙われて本塁を陥れられたものだった。

 そのシーンについて、佐々木朗は「三塁まで行かれたのは、僕の責任。それでも、しっかりと集中してタイムリーを打たれずに、いい形で攻められた」と、ピンチで三振を奪えたところを前向きに捉えた。
 これでレギュラーシーズンは最終登板となる。チームのCS進出の可能性も27日の試合結果次第では消滅する。完全試合を達成するなど、朗希フィーバーで盛り上がったが、「(CSを争う)こういうところで勝てる投手になりたい」と、来季はさらなる成長へとつなげる覚悟だ。

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2022年9月26日のニュース