オリ・吉田正　球団日本人では95年イチロー以来の打点王へ　逆転Vとダブル達成だ「良い場面で打てれば」

オリックス・吉田正
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　ダブルの歓喜をつかみにいく。オリックス・吉田正が、「逆転連覇＆自身初の打点王」へ意気込みを示した。

　「打点は本当に勝利に直結するので。あと3試合、どこで打てるか。良い場面で打てれば良いなと思います」

　行間に、強い決意をにじませた。シーズン最終盤で、圧倒的な存在感を放つ主砲。9月は19試合で69打数30安打の打率・435、7本塁打、22打点と好調で、24日の楽天戦では1試合6打点も記録した。自己最多87打点まで伸ばし、西武・山川を抜いてリーグトップに浮上した。打点王となれば球団では12年の李大浩（イデホ）以来で、日本人選手に限れば95年イチロー以来となる。

　大混戦となったパ・リーグの優勝争いも大詰め。勝利を積み重ねて、首位・ソフトバンクに重圧を掛け続けるために、主砲の打棒に期待が懸かる。「100（打点）、行っていないので見栄え的にはアレですけど。1番を目指して、やっていきたい」と力を込めた。（湯澤　涼）